子宮筋腫 過多月経 治療

過多月経で貧血に・・・

不妊になりやすいってホント?

 

  1. 過多月経の症状
  2. 過多月経とは
  3. 2パターンの過多月経
  4. 過多月経の治療方法
  5. 芸能人の克服例
  6. 究極の克服法とは!?
  7. まとめ

妊娠

 

過多月経の症状

 

生理が毎月くるたびに、ひどい頭痛や吐き気で日常生活に支障が出る。

 

昼間でも夜用のナプキンが手放せない。

 

レバーのような塊の経血が2日以上出る。

 

このような症状に当てはまる場合は、過多月経といって正常な生理の状態ではないかもしれません。

 

ただの体調不良であれば4〜5日やり過ごせば何とかなりそうですが、この大量出血で貧血になって妊娠しづらい体質になってしまう場合があるのです。

 

また過多月経自体も、不妊の原因になることがあります。

 

そこで今回は、過多月経についての基礎知識と原因、そして対策法や芸能人の病気を克服して妊娠した例を挙げながらご紹介します。

 

 

 

過多月経とは

 

過多月経とは?

 

 

通常の生理では、鉄分が顕著に失われるということはなく1日の1/10くらいしか失われないのですが…。

 

問題は過多月経という、出血量がかなり多い生理の場合です。

 

過多月経に悩まされている友人がいますが、夜中は2時間おきにアラームをかけないと衣服や布団を汚してしまうそうです。

 

通常生理の出血量は50〜100mlほどで、生理用ナプキンをつければ約3時間は経血を吸収できると言われています。

 

しかし、過多月経だとそれ以上の出血量になるために貧血を訴える人が多くなります。

 

妊娠

 

貧血を毎月起こしている状態だと、どうしても子宮や卵巣などの生殖器を正常にはたらかせるための血流が悪くなってしまいます。

 

そのため卵巣からは質の良い卵子が作られなくなり、鉄分不足により黄体ホルモンの分泌が減るので子宮内膜は薄くなって着床しづらくなります。

 

このため過多月経で貧血になると鉄分不足となり、妊娠しづらい体質になってしまうのです。

 

 

 

2パターンの過多月経

 

過多月経の原因とは?

 

 

過多月経の原因は主に機能性過多月経と器質性過多月経のふたつに分けられます。

 

妊娠

 

それぞれの原因を見ていきましょう。

 

・機能性過多月経

 

機能性過多月経は子宮などに問題があるわけではなく、主にホルモンバランスの乱れから起こるものです。

 

子宮内膜を厚くして着床させやすくする役割の黄体ホルモンが多く分泌してしまうと、子宮内膜が普通よりも厚くなりすぎてしまうのです。

 

そうなると受精卵が着床しなくて生理となった場合に、剥がれ落ちる子宮内膜の量も多くなることから出血量が増えてしまうんですね。

 

これはストレスなどが原因でホルモンバランスが崩れてしまったり、まだ思春期でホルモン値が一定でなかったりすると起こりやすくなります。

 

・器質性過多月経

 

こちらの過多月経は子宮に問題がある場合で、主に成人してから発症しやすい症状です。

 

子宮内膜症や子宮筋腫、子宮がんなどで過多月経になりやすいとされています。

 

主に加齢とともに子宮筋腫などはできやすいとされており、30歳以上の女性の20〜30%に見られる決して珍しくない病気です。

 

子宮内膜症も10人に1人の割合でみられ、50%の患者が不妊の症状を訴えています。

 

どちらも過多月経で貧血症状を訴えやすいことが特徴で、生理のたびに頭痛や吐き気がして動けなくなってしまいます。

 

 

 

過多月経の治療方法

 

過多月経の貧血を

改善するにはどうすればいいの?

 

 

では、過多月経による貧血症状を改善するにはどのような対策をしていけば良いのでしょうか。

 

まず機能性過多月経の場合は、ホルモンバランスを整えるために女性ホルモンの量を一定にするピルによる治療が良くおこなわれています。

 

妊娠

 

ピルは生理周期を整えて、出血量を減らせるというメリットがあります。

 

また男性ホルモンを用いて、黄体ホルモンの活動を抑えて出血量を減らす方法もおこなわれています。

 

 

厄介なのは子宮自体に問題を抱える器質性過多月経で、まずはピルなどで生理を一時的に止める対処療法からおこなわれます。

 

しかし、その間にも子宮内膜症は進行することもありますし、子宮筋腫は大きくなってしまうかもしれません。

 

その場合は子宮内膜症が卵管などに癒着していてうまく排卵ができなくなってしまうので、手術により癒着部分を切除します。

 

子宮筋腫は大きくなってしまうと、妊娠したときに赤ちゃんのスペースが狭くなりますので、こちらも手術で切除します。

 

 

 

芸能人の克服例

 

芸能人でも、実は子宮内膜症などの病気を公表している人はたくさんいるんです。

 

歌手の松浦亜弥さんは子宮内膜症を公表してしばらく芸能活動をお休みするほどの症状でした。

 

しかし、見事子宮内膜症を克服して元気な赤ちゃんを出産されていますよね。

 

タレントの穴井夕子さんも子宮内膜症を学生時代から患っていて、生理のたびにひどい貧血症状に悩まされていたそうです。

 

その後長い不妊治療を続けて、無事赤ちゃんを出産されています。

 

お子さんが2人いる石田ひかりさんも、実は子宮内膜症だったことをブログで告白しています。

 

 

 

究極の克服法とは!?

 

実は子宮内膜症にいたっては妊娠しにくい状態ではあるものの、出産をすることが一番の治療と言われているのです。

 

子宮内膜症は、エストロゲンという卵胞ホルモンにより悪化してしまいます。

 

しかし妊娠中から産後にかけて増えるプロゲステロンという黄体ホルモンが、エストロゲンを抑えてくれるという役割をしてくれるのです。

 

また妊娠出産授乳をしている間はしばらく生理が止まりますから、子宮をゆっくり休ませられるということも良いことですよね。

 

その間にしっかり毎日鉄剤や鉄分の入ったサプリメントを飲んでおけば、慢性的な鉄分不足が解消されていきます。

 

過多月経だけでも妊娠しづらい体質になってしまうのに、さらに貧血になれば余計に妊娠から遠ざかってしまいます。

 

少しでも生理の出血量がおかしい、そして生理のときに頭痛や吐き気をもよおす場合には早めに婦人科で相談をしていきましょう。

 

妊娠

 

まとめ

 

まとめ

 

 

生理の出血量がかなり多い過多月経、貧血症状が重くなり家事や仕事が思うように進まない…。

 

さらに貧血による鉄分不足や子宮内膜症などの問題がある場合には、妊娠しにくい体質となってしまう場合が多いのです。

 

まず過多月経の自覚症状があるときには早めに婦人科で診察を受けること、そして鉄分補給をするためにサプリメントなどを活用することが重要です。

 

しばらくピルなどで生理を止めることも治療法としてあるので、その間にしっかりからだに鉄分を蓄えておくことが必要になります。

 

自分が機能性過多月経なのか器質性過多月経なのかをしっかり把握して、妊娠しやすいからだを目指して治療していきましょう!

 

生理が正常に戻ることで、貧血も改善していきますよ!