隠れ貧血 症状 チェック

不妊と貧血には密接な関係があった!

中でも重要なフェリチンとは?

 

  1. 貧血だと9割が不妊 !?
  2. 貧血がダメな理由
  3. フェリチンとは
  4. 健康診断ではわからない、”隠れ”貧血
  5. フェリチン値を知る方法
  6. まとめ

妊娠

 

貧血だと9割が不妊 !?

 

ひと昔前は…不妊が疑われるカップルは「10組に1組」と言われていました。

 

しかし最近では「6組に1組」と言われています。

 

つまり、不妊を訴えている人は年々増えていっているのです!

 

また不妊治療専門病院の多くの女性患者さんの大部分で、ある共通点が見つかりました。

 

それは、実に不妊治療をしに病院に通っている女性の9割が、貧血気味だということなんです!

 

つまり、貧血と不妊には密接な関係があるということなんですね。

 

そこで今回は貧血の人が不妊になりやすいのがフェリチンにある理由、そしてテレビでの特集を見た感想やフェリチンの検査方法などをご紹介します。

 

 

 

貧血がダメな理由

 

なぜ貧血だと

不妊になりやすい?

 

女性は毎月、月経があるために鉄欠乏性貧血になりやすい状態にあります。

 

鉄分が足りない状態である鉄欠乏性貧血になると、血液に含まれるヘモグロビンや赤血球が減少してしまうのです。

 

そして血液の成分が充分でない状態になってしまうと、血液によって運ばれる酸素や栄養を各臓器へと送り届けられなくなります。

 

宅配ドライバーが荷物を届けようとしているのに、トラックがガス欠になってしまったようなものなのです。

 

妊娠

 

通常こうした血液にのせられてくる酸素や栄養は、量が少ない場合には生きるために必要な臓器から優先的に送られます。

 

そのため子宮などの生殖器は優先順位が低く、はたらきが低下しやすくなってしまうのです。

 

また鉄分が足りなくなると体内の細胞がどんどん酸化していってしまい、あらゆるからだの機能を低下させる活性酸素が増えてしまうことになります。

 

この活性酸素により卵子がダメージを受けてしまい、受精卵となっても細胞分裂がうまくいかなくなってしまうのです。

 

鉄分不足が慢性化することで卵子をつくる細胞もなかなか成長せず、結果的に不妊体質になってしまうということですね。

 

わたしもずっと鉄欠乏性貧血と診断されていて、そのせいできちんと排卵せず月経がきても無排卵月経だったりすることもありました。

 

やはり正常な卵子を排卵して、さらに受精卵を成長させるには貧血を改善する鉄分が欠かせないということですね!

 

 

 

フェリチン(貯蓄鉄)とは

 

フェリチンって何?

 

しかし鉄分が一時的に減少したからといって、すぐに体調に変化が起こるというわけではありません。

 

それはからだに、ある程度貯蔵してある鉄分「フェリチン」があるからなんです。

 

妊娠

 

このフェリチンのおかげで、わたしたちは例え鉄分不足になったとしてもすぐに体調不良を起こさないでいられるのです。

 

フェリチンが不足してしまうと卵子の成長を抑制してしまったり、流産の要因にもなってしまいます。

 

鉄不足で血液が十分につくられなくなり、赤ちゃんにまで血中に含まれる酸素がいかなくなってしまうためです。

 

ただフェリチンが不足していても、鉄欠乏性貧血のようにめまいや動悸など目に見える症状がないところが厄介なんですよね。

 

 

 

健康診断ではわからない、”隠れ”貧血

 

NHK「ためしてガッテン」

”隠れ”貧血の問題!

 

NHKの健康番組「ためしてガッテン」でもフェリチンについて特集されていました。

 

(地球には水が豊富にあるイメージですが、実は鉄の方が多いという事実は驚きでした。)

 

今まではダルい、ふらつくなどの症状があって初めて貧血だという認識がありました。

 

しかし今では目立った貧血症状がなく、血中のヘモグロビンの量も正常なのにフェリチンが少ないせいで貧血だと診断される人が増えています。

 

またフェリチンが不足することによって子宮など生殖器のはたらきが低下するだけでなく、睡眠障害やうつ症状などがあらわれることも多いのだとか!

 

妊活をするにあたってモチベーションを維持し続けるためには、健康な心身が必要不可欠です。

 

もちろん妊娠自体も健康なからだであることが大前提なんですね。

 

それだけ今女性にとって、フェリチン不足は深刻な問題となっているのです。

 

健康診断の結果だけを見て「貧血の数値も全部正常だし、貧血は大丈夫!」とむやみに考えないで「いや待てよ…フェリチン値はどうなのかしら?」と疑いを持つようにしましょう。

 

目に見えてわからない体調不良というのも、意外と存在するということですね。

 

わたしはこの特集を見て、改めて自分のからだの目に見えない内側の様子について考えるようになりました。

 

そしてこのときに、フェリチンという言葉を初めて知りました。

 

少しでもフェリチン値を意識して、貧血によって不妊症状を訴える人が少なくなればいいなと思いました。

 

 

 

フェリチン値を知る方法

 

フェリチン値はどうやって調べるの?

フェリチン値を知ることの重要性

 

 

フェリチンは、血液検査をして量を測定します。

 

妊娠

 

何かしらの貧血の症状を訴えて不妊治療専門病院に行けば、他の妊娠に必要なホルモン値と一緒に保険診療でフェリチン値も調べてくれます。

 

フェリチン値の基準値は、女性の場合5〜157ng/mlとかなり幅広い範囲が設定されています。

 

通常、妊娠を希望しているのであれば、100〜150ng/mlほどあれば理想的です。

 

フェリチンは少なすぎても鉄欠乏性貧血の疑いがありますし、多すぎても悪性腫瘍などの疑いが出てきます。

 

一般的に妊活中のフェリチン値が40ng/mlより少なくなると、流産や早産の危険性が高まります。

 

そのため必ずはじめにフェリチンの量を測定してもらい、最低でも50ng/ml以上になるようにしていかなければなりません。

 

ちなみにわたしは最初にフェリチン値を調べたとき、5ng/ml以下と基準値の下限を下回る結果でした…。

 

自覚症状も特に無かったので、これはさすがにマズイですよね。

 

フェリチン値を調べて把握しておくということは、妊娠の継続をしっかりしていくためにも非常に重要なことなのです。

 

最近は若い女性を中心にフェリチンが減少傾向にあり、症状は無いけれど実は隠れ貧血だった!という場合が多いのです。

 

不妊の原因が不明だと言われた場合、実は6割以上がこのフェリチン不足による自覚症状のない貧血だったというデータもあります。

 

妊娠しやすくするには、常に体内に鉄分(フェリチン)を十分に貯蔵しておかなければならないということなんです。

 

妊娠

 

まとめ

 

まとめ

 

 

鉄分不足による貧血で不妊の症状を訴えている人があまりにも多いこの時代。

 

世の女性たちの貧血を全て解消したら、ずいぶん不妊に悩む人が少なくなるのではないかと思いました。

 

しかも、自覚症状がない隠れ貧血であるフェリチン不足、怖いですよね。

 

フェリチンは貧血の症状で病院にかかった場合には、保険適用で検査してもらえます。

 

妊娠を望んでいるのなら、まずは自分のフェリチン値を把握しておくことが重要です。

 

思わぬ不妊の原因が、そこでわかるかもしれませんよ!